TITANS RETURN Wave1 FUROS&HARDHEAD レビュー
「もうこうなったら面倒だ!これでもくらえ!」
The AUTOBOTS unite with TITAN MASTER partners to power to for battle! FUROS gives HARDHEAD a regenerative healing power that instantly repairs armor and systems damage.
(適当意訳:オートボットは戦力としてタイタンマスターのパートナーと協力する!
(タイタンマスターの)フュロスは、ハードヘッドに簡易的な装甲の修復やシステムの損傷に対する治癒能力を与えます。)
※FUROSはフュロスと読むのでしょうか?(;´・ω・) ここでは一応ローマ字読みのフュロスで読んでいきます。
ハードヘッドは『トランスフォーマー ザ・リバース』に登場するサイバトロンヘッドマスター戦士の一人で、名前の通りの頑固頭な性格の人物です。相棒のネビュロン星人、デュロス(TR版ではフュロス?に名前が変更されました。商標の都合でしょう。)がヘッドオンすることで厳しいネビュロン星での戦いを生き残りました。声優はハードヘッドを伊藤栄次氏(スコーピオンと兼役)、デュロスを宝亀克寿氏(第1話のみ)と堀川仁氏(第2話以降)が演じています。宝亀克寿氏と言えば『ガンダムビルドファイターズトライ』のラルさん(新)の印象が強いですが、『マイクロン伝説』でグラップを演じられたりしています。
『ザ・リバース』とは何ぞやという方もおられると思いますが、『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』のSeason4(Season3=『2010』の続編)として製作され、アメリカで放映された全3話のアニメシリーズです。日本では『2010』のLDの特典映像だったと思います。
管理人は10年ほど前にGYAO!で視聴しましたが、あまり細かい内容を覚えていません(笑)。たしかガルバトロンのいたずらでネビュロン星に不時着したホットロッド(ロディマス)達とサイクロナス達がターゲットマスターやヘッドマスターを開発してセイバートロン星でフォートレスマキシマスとスコルポノック(メガザラック)がドンパチやる感じだったと思います。
1987年の日本国内展開も『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』では400万年の時を超えてフォートレスマキシマスと共にマスター星からセイバートロン星に帰還したトランスフォーマーの一人という設定でした(本体がヘッドマスター)。頑固頭な『ザ・リバース』版と異なり温厚な性格として描かれ、趣味がカラオケという日本の文化の影響を受けている戦士でした。声優は小林通孝氏。
パッケージ
表側
頭が外れているパッケージイラストはインパクト大!まさに頭なんて飾りです。(頭が外れたロボットで興奮するのはガンダムとトランスフォーマーだけって誰かが言っていた気がします(笑))
裏側
説明文が4か国語で書かれています。 また、他のWave1製品(LOUDMOUTH、BLURR、SENTINEL PRIME、AUTBOT BLASTER)が紹介されており、頭部が交換可能であることがイラストで示されています。センチネルプライムは国内(「レジェンズ」)では発売しませんが、ボディはアストロトレイン、タイタンマスター(ヘッドマスター)はレオプライムとe-hobby限定のコンボバットでリリースされる予定です。
HARDHEAD
ロボットモード
表側
『ザ・リバース』本編よりも緑色が薄い気がしますが、後述の頭部も含め、G1時代に発売した玩具版を意識したリメイクであることがわかります。
肩にはオートボットエンブレムが付いています。
裏側
キャノピーが丸見えです。
肩のキャノンは背中に背負わせることが可能。
横から見るとキャノンが背中にピッタリ付くように設計されていることがわかります。
懲罰席キャノンにはタイタンマスターが搭乗可能。
武器は ビームガン一丁が付属。
FUROS
表側
デラックスサイズに付属するタイタンマスターは顔が塗装されているようです。
裏側
G1玩具版がデザインのベースとなっています。そのため、唇のある国内版と異なり、口はマスクタイプです(国内版の「レジェンズ」は『ザ☆ヘッドマスターズ』版のアニメデザインで頭部が造形されています)。
トランスフォーム!
ギゴガゴギ
ビークルモード
前面から
高速戦車に変形します。見た目からしてセイバートロン星のビークル(フューチャービークル)であることが伺えます。
横から
(ゾイドのような)キャノピーは開閉が可能。
タイタンマスターを搭乗させることができます。
正面から
フュロスがこっちを見ています(笑)。キャノンは上方へ動かすことができます。
ビークルモードの後部キャタピラにはジョイントが設置されており、タイタンマスターを搭乗させることができます(最大定員4人)。
『ザ☆ヘッドマスターズ』では上司のフォートレスと。デラックスクラスですが、フォートレスの方が頭一つ背が高くなるように設計されていることがわかります。
『ザ・リバース』の資料が少ないので『ザ☆ヘッドマスターズ』のOPを意識した写真をいくつか取ってみました。
♪戦え~!ヘッドマスター!
♪トランスフォ~マ~
以上、FUROS&HARDHEAD でした。折角タイタンマスターを購入するということでトランステクターも欲しいと思い、国内版を購入してなかったこともありAmazon.comにて購入(向こうではWave1がある程度出回っているのか?ブラーやスカージ、ハードヘッドは$16前後と定価より$3程度安くなっていました)。脚部の変形方法はCOMBINER WARSシリーズと似た雰囲気の変形で、ボディはビークルを折りたたむ変形。頭部を仕舞うという制約がないためか思い切った変形をしているように感じます。1体買うとどんどん欲しくなるのがタイタンマスターもといヘッドマスターの恐ろしいところ。スーパージンライやコンボバットも届くので絡めてクロスヘッドオンしていきたいです。