新たなchallengeいいぞ!もっとやれ!
『仮面ライダーエグゼイド』第16話「打倒MのParadox」の次回予告がYouTubeにアップされました。
今日放映された第15話も第12話と同じくOPなし。一瞬背中が寒くなりましたが、新たなChallengerの登場と永夢がふらふらと立ち上がるクライマックスの為にEDとして利用されたという感じでしたね。
今回はジュウオウジャーも少しだけ感想を書いておきます。
仮面ライダーエグゼイド
それにしても第15話「新たなchallenger現る!」は仮面ライダーの原点ともいえる「悪と根本的には同じ力を使って仮面ライダーは戦う」という一つのテーマが濃厚に出ていたように思います。
前半では天才ゲーマー「M」を倒すために大我から盗んだゲーマドライバーとガシャットを使おうとしたニコが体内に潜伏していたバグスターウイルスが活性化したことによりゲーム病に感染。これは、ライダーの力がバグスター(悪)の力と根本的には同じものであることを感じられる場面でした。
そして、「不正なゲーム」として永夢を削除しようとする黎斗でしたが、あえなく撤退します。しかし、ここで注目すべきは黎斗の有能さ。戦闘に負けながらもエグゼイド ダブルアクションゲーマーのデータを持ち帰るという成果を得ます。ここで解析したデータも『平成ジェネレーションズ』のパズルバグスターと同様に「仮面ライダークロニクル」にまんまと転用しそうな予感。
そして後半ではパラドが
仮面ライダーパラドクス
へと変身。なんとレベルはいきなり50!!!
パズルゲーマーはパズルバグスターのデータがそのまま”パーフェクトパズル”へと利用されており、強化されたようでフィールド上のエナジーアイテムを操作するというチートとんでもなく強すぎる能力が付加されています。
ブレイブとスナイプの現状最強形態であるレベル5を圧倒してしまいました。
でも、特殊能力によってエナジーアイテムの箱演出が一気に簡略化しそうな予感(笑)。
ファイターゲーマーは格闘能力に特化した形態で「ノックアウトファイター」というゲーム名の通りにエグゼイドをKOしてしまった強力な姿でしたね。
フォームチェンジの様子が今日で最終回から9年が経過する『仮面ライダー電王』のアーマーの配置を変えてフォームチェンジする姿を彷彿とさせられました。
この作品で例外はあるものの悪とされるバグスターであるパラドがアンチヒーローに変身してライダー達を圧倒するという展開はまさにクロスオブファイア。
ヒーローと同じ力を得たパラドの「心が躍る」戦いはまだ始まったばかりです。
永夢へと心を許し始めた矢先に永夢がゲーム病という事実を知り、真実を明かせないまま永夢を攻撃するしかないという不器用さを見せる飛彩。
貴利矢が辿り着いた真実の一端をようやく掴んだものの黎斗の計画にはまだ程遠いことを叩きつけられた大我。
新たなガシャットによって活性化したゲーム病の症状?なのか時折頭痛を見せるようになった永夢。
3人の仮面ライダー新たな戦いが幕を開けたという風に感じる素晴らしい幕引きでした。
第46話「不死身の破壊神」も今回は感想を書きたいので書いておきます。
ついにデスガリアンのチームリーダー、アザルドとの決着がつきました。
大和が度々口にしていた
「この星の生き物は皆、どこかで繋がっている」
という信念が親子の確執を解くという胸が熱くなる展開でした。
風切夫妻の信念を受け継いでいたということなんですよね。一度は父親との繋がりを絶った大和でしたが、大和の父、景幸がかつて助けたバドを通して大和は父と繋がり、再び絆を取り戻す。バドが大和を守ることにこだわり続けた理由も同時に紐解かれて、ジュウオウジャーの中で長らく疑問に思っていた要素が一気に氷解しました。ここに至る為にバングレイ編で母親との絆を描いていたと思うと、本当に徹底した伏線でした。
そしてアザルド・レガシーとジュウオウジャーの戦闘。カメラマンが走っているのか、ドローンによる空撮なのかはわかりませんが、とにかく躍動感のある戦闘シーンで虜になってしまいました。カメラワークが画を引き立てていました。
そして、今回一番感動したのが
「借りるぜ大和!」
アザルド・レガシーの撃破シーン。
戦隊の”お約束”である巨大化戦でワイルドトウサイドデカキングで倒すのではなく、ロボを飛び出したジュウオウライオン、ジュウオウシャーク、ジュウオウエレファント、ジュウオウタイガーがホエールチェンジガンでジュウマンパワーを発射してアザルドを固定し、
ビル街を駆け抜けて接近し、野生開放で撃破するという今までに見たことがないような決着。
まさに、
「ジュウマン舐めるなよ!」
という心の底から燃え上がる決定打でした。
1年を通して予想の斜めを行く展開ばかり用意してくれるジュウオウジャーでしたが、今回は本当に心が躍りました!最終章も期待が高まります。
そして新情報が公開された
宇宙戦隊キュウレンジャー
名義は変わっていますが、市道真央さんが近年では珍しい戦隊2作品でヒーローを通年で演じるというまさにサプライズ!!!!!
『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ
『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』ではM・A・O名義でパス子
『動物戦隊ジュウオウジャー』では第28、29話で再びゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ
として登場してきましたが、なんと『宇宙戦隊キュウレンジャー』ではワシピンク/ラプター283の声を担当されることに!!!
戦隊経験俳優が後年にレギュラー出演で尚且つヒーローとして登場するのは『大戦隊ゴーグルファイブ』でファイブブラック/黒田官平、『科学戦隊ダイナマン』でダイナブラック/星川竜を演じられた春田純一さん以来になると思います。
準レギュラーの場合は『轟轟戦隊ボウケンジャー』でボウケンシルバー/高丘映士 及び『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウグレー/鉄砕、津古内真也を演じられた出合正幸さんや『特捜戦隊デカレンジャー』でデカイエロー/礼紋茉莉花 及び『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウシアン/福井優子を演じられた木下あゆ美さんが記憶に新しいですね。
それにしても例の少ない快挙!
『獣電戦隊キョウリュウジャー』等の前例を考えると人間態とかも出てくることを期待してしまいますが果たして……?
M・A・Oさんが出てくださる以上、『宇宙戦隊キュウレンジャー』も見るに越したことはありません!2017年のニチアサも波乱の予感です!(*´▽`*)