RM-07 バウンドローグ レビュー
「この牙が獲物を噛み砕く!!」
2004年ごろにトランスフォーマー25周年として展開され玩具独自規格「ロボットマスターズ」よりサイバトロンの資源調達員 バウンドローグをレビュー。
・少年のような雰囲気を持ったサイバトロン戦士。
・連射が得意なだけでなく、二つの銃を同時に扱う器用さも持つ。
・戦闘を放棄して主任務のエネルギー確保に向かうことも多い。
(※パッケージ裏のプロフィールより引用)
設定では「ロボマス」における「G1」世界の住人だっと思いますが、カーロボットではなく動物型。本作には登場しないバンブルに代わるキャラクターのようです。
『ビーストウォーズⅡ』に登場するC-14 陽動員 タスマニアキッドのリペイント製品。
海外版では『ビーストウォーズ』の後期製品だったと思います(サイバーシャークとかインフェルノのあたり)。
管理人は以前に「VS-14 地平線の対決」でタスマニアキッドを購入しており、当時はスルーしましたが、そちらよりもスプリングギミックのバネが強力なものになっているという情報を最近になって知り、縁あって購入出来ました。
パッケージ
表側
値札が貼ってありますが、遠方に住む友人から情報提供を受け、お願いしてデッドストックを取り扱う店舗から新品を代理で買ってきてもらいました。まさかの300円!
2004年当時の管理人の記憶ではロボットマスターズは近所のハローマックやトイザらスで投げ売り率が高かったように思います。
裏側
他の「ロボットマスターズ」製品と同じく台紙にカードが印刷。タイプ93のグリップを思いっきり握っていますが、この製品ではできません(´;ω;`)
ロボットモード
表側
裏側
こちらもガワ変形。ガワが少し重いのと個体差か足のボールジョイント関節が緩めなのでで立たせるのに一苦労。
頭部
『BW』系では珍しく食いしばり顔ではないです。
エンブレムはビーストモードの顎についてます。
背中のディテール。肋骨が造形されていたりと細かいです。シークレットエンブレム貼り付け用の凹の後があります。
経年劣化の為かネジが錆びてしまっているのが残念。箱にしまっていても劣化は免れませんね(GPSとか…)。
クーラントガン
タスマニアキッド時代からの標準武器。後述のギミックの肝になる部分です。
タイプ93
「ロボットマスターズ」で追加された武器。他の製品の追加武器とランナーが同じなのかクリアグリーン成型の上にシルバーがメッキされています。サイバトロンの追加武器は合体しない代わりに手が込んでいたような気がします。
ビーストモード(タスマニアデビル)
表側
裏側
お尻に穴が二つ空いてますが、そこに武器(クーラントガン)に変形していた尻尾を挿し込みます。
下の方は普通に尻尾を固定するだけですが・・・
上の方の穴に尻尾を挿し込んでから武器時のグリップを押し込むと、
上の穴の中に仕込んであるスプリングによって走るというギミックが!!!
この時のスプリング(バネ)がタスマニアキッドの時よりも強化されているため、非常に勢いが良いです。
さらに口の中には牙が隠れています。
以下、ポーズ写真
VSサイコオーブ
サイコオーブにバウンドローグの牙が迫るが・・・
バウンドローグとサイコオーブはライバル関係がありそうな気がします。『BW』期だったら対決セットが出ていそう・・・
「二つの銃を同時に扱う器用さ」
クーラントガンが少し大きいので取り回しが難しめな感じ。
種ポーズっぽく
グリップを握っていないので構えてるって雰囲気はあまり感じませんが(笑)
ア「う~ん。タスマニアキッドかと思ったんですが、わしの勘違いでありますか?」
以上、「ロボットマスターズ」より資源調達員 バウンドローグでした。
タスマニアキッドを持っていたので当時はスルーしていましたが、スプリングギミックのバネが強くなったと聞いて買ってしまいました。タスマニアキッドのスプリングギミックが「ちょっと動いたね」程度の感じだったのに対し、こちらは尻尾を挿し込むのも少し大変に思うくらいにバネが強く、誤って尻尾を飛ばしてしまうと凶器と言ってもおかしくないくらいの勢いで飛びます(;´・ω・)。その為、勢いよく本体が動くのでかなり遊び甲斐があります。追加武器はメッキ処理で格好いいですが、グリップが握れてないところだけ物足りません。ですが、タスマニアキッド同様内部ディテールが凝っているので、買ってよかったと思います。