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ウルトラ怪獣500シリーズ ゼットン、ゼットン(Ⅱ代目)、ハイパーゼットン(イマーゴ) レビュー

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 「早く育てゼットン

 

ウルトラ怪獣500 03 宇宙恐竜 ゼットン
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前面
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後面

塗装精度も高く、元々色数が少ないこともあって色分けは完璧。オミットされがちな後面もしっかり塗装されています。(成型色は暗めのグレー)

可動は両腕のみ。腰は接着されているので動きません。

 

 出身は宇宙。『ウルトラマン』最終回「さらばウルトラマン」でウルトラマンを倒したことであまりにも有名な怪獣です。火球やバリヤー、テレポート、光線でウルトラマンを追い詰めて”ウルトラマンを倒した”最強怪獣のイメージが強く、『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンパワード』の最終回ではラスボスとして同族がウルトラマンと戦っています。

 『ウルトラマン』ではウルトラマンの死後、科特隊が人間の力で生み出したペンシル爆弾を使ってゼットンを撃破しており、これは次回作『ウルトラセブン』最終回のキリヤマ隊長の名セリフ「地球は我々人類、自らの手で守り抜かなければならないんだ!」に通づる展開になっていきます。『メビウス』ではキリヤマ隊長のこのセリフが引用され人間とウルトラマンが協力してエンペラ星人を倒すファイナルメテオール登場の布石になっていたり、『タロウ』最終回の東光太郎がタロウに変身する力を使わずにバルキー星人を倒したりと人間が怪獣を倒す。或いは人間とウルトラマンが協力して怪獣と戦うというシリーズに共通した展開にも科特隊のゼットン撃破というイベントは影響を与えているように思います。

 

 オリジナルのゼットンの人気は根強く、『ウルトラマンマックス』、『ウルトラマンメビウス』、『大怪獣バトル』シリーズ、『ウルトラマンギンガ』番外編、『ウルトラマンX』といった2016年から過去10年間のシリーズに必ず登場し、ウルトラマンや主人公達を苦しめてきました。(スーツは『マックス』時に製作されたものを使用し続けていることも驚き!)

 最新作の『ウルトラマンオーブ』の第1話ではCG処理によって色が変更され、光ノ魔王獣 マガゼットンとして登場。眩い光に包まれたオーブオリジンと激しい戦いを繰り広げました。


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ウルトラマンマックス』第13話「ゼットンの娘」での対決をイメージ。

  この回ではハリケンブルーや『フォーゼ』の宇津木遥先生役で有名な長澤奈央さんが”ゼットンの娘”小田夏美を演じていたり、マックスの象徴的な武器である(『X』では”マックスの力”として明言された)マックスギャラクシーをウルトラマンゼノンから借りパク受け渡されたりするパワーアップ回でもあります。ゼットンの登場時間は比較的短いのですが、”最強最速のウルトラマン”マックスを圧倒しました。

 『ウルトラマンX』第8話「狙われたX」にマックスが客演した際もスラン星人が手に入れたSDから登場し、マックスと再戦します。この時はマックスに倒された同族の復讐を狙うスラン星人の巧妙な罠でエックスを助けに現れたマックスが逆に絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。スラン星人、ゼットン、操られたウルトラマンX ゼットンアーマーに囲まれてトラウマになってしまったのでしょう・・・(エタルガーにんまり)

 

 

ガシャポンウルトラヒーロー&ウルトラ怪獣500 第2弾 宇宙恐竜 ゼットン(Ⅱ代目)
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前面
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後面

成型色は明るめのグレー(開発者のこだわりらしいです)。コストカットの影響か腕の白が塗装されてないのと、足の白の塗装が前面のみで後面は塗装されていません。

可動は両腕のみ。(カプセルに収納する都合で上半身と下半身で分割されていますが、回転させることはできません)

 

 出身地は宇宙。『帰ってきたウルトラマン』最終話「ウルトラ5つの誓い」で初登場したゼットンの別個体。バット星人がウルトラマン(ジャック)を倒すために用意(養殖)した最強の刺客だったわけですが…初代ゼットンと比べ明らかに劣る能力(火球を打てない等)、丸みを帯びた体形、プランプランに揺れる角から「ゼットソ」という愛称や「ゼットン一族の面汚し」と呼び親しまれています(笑)

 管理人がお気に入りの怪獣の一体。丸まった腹と首が埋まってしまった頭部と愛嬌があります。

 

 ガシャポンウルトラヒーロー&ウルトラ怪獣500シリーズは入手難易度が他の500シリーズと比べ高いですが、あまり商品化してくれないような怪獣、宇宙人をチョイスしてくれる良シリーズ(アソートがいいとは言ってない)なので第3弾以降も展開してほしかったシリーズです。本家のウルトラヒーロー&ウルトラ怪獣500シリーズが価格改定で値上げされたこととライブサインの削除で第3弾以降が出にくい状況になっていますが、何とか出してほしいと願っています。(グレンファイヤー、ジャンボットとゼットン星人、ゴルドラス等をライブサイン付きで出してほしかった…)


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レッドマン』第132話を 意識してドラコと共に。

 レッドマンにも登場したゼットン(Ⅱ代目)。レッドマンと泥臭くひたすら投げ合う姿が印象的でした。

 ※『レッドマン』でのパートナーのドラコには羽がついていませんが、ウルトラ怪獣500シリーズのドラコには羽がついているので(『ウルトラマン』版のため)映らないように撮影しています。

 

 

ウルトラ怪獣500シリーズ 44 宇宙恐竜 ハイパーゼットン(イマーゴ)
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前面
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後面

角の肉抜きはしてありませんが、塗装は丁寧に塗り分けられており、設定に忠実な色分けです。

可動は両腕と腰。

 

 出身地は不明。バット星人が「フューチャーアース」時空(まだウルトラマンが存在しない時空)の地球で他の世界でとらえた怪獣や生命体、地球のすべての生物を捕らえ、餌として与えて育てられた養殖ゼットン(Ⅱ代目とは大違い)

 最初はコクーンという繭の中に隠れた姿でしたが、その時点でウルトラマンダイナを倒したりと強さは桁違い。その後ギガントに進化しますが、もう一段階進化が残されていました…

 

「これが…これが…これが完全体!ハイパーゼットン!」(cv東国原)

 

 ゼロ、コスモス、ダイナが力を合わせてギガントを攻撃。その爆炎の中でギガントから孵化して現れたハイパーゼットンの完全体です。3人のウルトラマンを瞬く間に倒し、ゼロ、コスモス、ダイナが融合したウルトラマンサーガとも互角の戦いを見せるという圧倒的な強さを見せました。チームUの機転がなければサーガだけでは倒しきれなかった可能性があります。

『サーガ』劇中では最初から羽の生えたフォルムでしたが、こちらのソフビは「ウルトラ怪獣シリーズEX ハイパーゼットン ギガント&イマーゴセット」に付属するイマーゴの金型を流用しているため、羽が付きません。その点では『ウルトラマンギンガS』第14話「復活のルギエル」に登場した個体、ハイパーゼットン(イマーゴ)(SD)を製品化した物と考えてもいいかもしれません。『ギンガS』ではUPG基地を襲い、ショウが拘束されているために一人で戦うことになったギンガを圧倒。ビクトリーが合流した後もその強さは健在でした。

 『ウルトラマンオーブ』第5話「逃げない心」でも腕が鎌に変更された別個体、ハイパーゼットンデスサイズが登場。ウルトラ怪獣オーブシリーズでの製品化も決まっています。


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臀部の尻尾が可愛らしい。(他のゼットンにはない特徴)

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 『サーガ』を意識してゼロと対決!(ゼロと並べるなら羽が欲しかった) 

 


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 以上、ウルトラ怪獣500シリーズよりゼットンゼットン(Ⅱ代目)、ハイパーゼットン(イマーゴ)のレビューでした。

 管理人が『ウルトラマンX』放映時にウルトラ怪獣にドはまりして購入した怪獣のソフビたちを久々に箱から出したので、簡単にレビューを行ってみました。

 現在、店頭で限定ソフビ「光ノ魔王獣マガゼットン」ゲットキャンペーンが行われており、対象商品を一定条件で購入することで500シリーズのゼットンのリカラー品である光ノ魔王獣 マガゼットンの配布が行われています。ハイパーゼットンの新たなバリエーションも登場することもあってまだまだ増えていくゼットン一族。500シリーズのソフビは小さめで集めやすく、壊れにくいのでお気に入りの怪獣を集めて遊んでみるのも楽しいです。(個人的には怪獣を集めて脳内レッドマンをやるのが楽しい!)

 

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